丹田
丹田は上丹田(眉間の間)、中丹田(胸の中央)、下丹田(おへその下辺り)の3つありますが、一般的に下丹田を指すことが多いです。
中国国際健身気功連合会、教育講習担当の張明亮老師のミニ講座で丹田についてのお話がありました。
丹田はへそであるという説もあれば丹田の位置はへそ下1.5寸、2寸、3寸(1寸はcm)やへその内側3寸など色々な解釈があるそうです。
語源学の観点では中国語で稲が育つ所は稲田、麦が育つ所は麦田、丹が育つ所が丹田となり、丹が無ければ丹田も無いことになります。
古人は丹とは気の特殊な形、気が変化したもので、気がある程度まで練功したら丹の形に変わると考えたそうです。ですから、丹田の位置は人によって理解が異なります。また、丹田は点でもツボでもなく空間の概念で気を蓄え作り出すところとなります。
皆さんも気功などで修練して丹をつくり丹田に蓄え、丹田を意識(意守丹田)してみて下さい。