站樁功(たんとうこう)
足裏の湧泉穴と肩幅を同じ巾にしてつま先を前に向けて立ちます。
頭頂の百会穴の少し後ろにある後頂穴を持ち上げるようにします。
膝はつま先より前に出ないように注意します。
内股になると気血の上りに影響があるので、膝の外側にある陽陵泉穴を外に押し出すようにし、股関節もリラックスして脚の内側が丸くなるようにします。足の指は開いて軽く床を掴むようにしす。
手は色々な形がありますが、例えば、おへその前で丸く抱えるような形にします。そして、手首の所を少し押さえられたら、つぶれたり反発して力を出すのではなく、与えられる力と同じ力(勁)があるようにします。
4つの門(ツボ)を開きます。
- 百会
- 夾脊関
- 命門
- 環跳
口は軽く閉じ、舌先を上顎に軽くつけ、任脈と督脈を通します。舌に力を入れてはいけません。
口角を引き上げて微笑みをつくり、眉間のしわを開きます。
雑念を捨てて精神を集中させ、全身をリラックスして、自然呼吸で行います。
站樁功(たんとうこう)を行うことによって身体と心を調整します。
健身気功 八段錦の中には様々な站樁功(たんとうこう)が入っています。
We Chatで国際健身気功連合会IHQFが毎日、世界健身気功時間に八段錦や六字訣などの功法やミニ講習が配信していますが、その10分前から站樁功(たんとうこう)も配信されるようになりました。
皆さんも站樁功(たんとうこう)を日常生活に取り入れてみて下さい。