練功する時間

北京体育大学　胡晓飞教授がWeChat（日本のLineアプリのようなもの）の康養学習群というグループの中で練功する最適な時間について話題が上っていましたのでシェアしたいと思います。

気功などの練習には気血の循環が最も活発な時に運動を行うと良い結果が得られます。

昔は時間によって十二経脈の気血の循環の盛衰があると考えられていました。

一般的に日の出後の早朝の空気は新鮮なので練功すると他の時間に比べてより多くの新鮮な空気を吸い込むことができ、健康に非常に有利となります。早朝の環境は昼間より静かですし、頭脳も一晩休んで覚醒して思想を集中させられ、人体の気血の流れをよくするのに役立ちます。病気を除去して身体を鍛える運動効果を高めるので早朝の練習を選んだ方が良いそうです。

夜に練功したり、激しい運動をすると人の陽の気に損傷を与えたり、陽の気が体内に収縮されるので、夜の運動は良くないと長春中医薬大学の苏颖教授が健身気功の講座でおっしゃっていました。

でも昔に比べて、特に私達現代人の生活リズムは比較的速くなっているので、一日のいつでも練習は可能だそうです。

朝晩の練習に慣れている人もいれば、夜の練習、昼休みや仕事の隙間の時間に慣れている人もいて様々です。どの場合でも、毎日一定の時間に気功を練習するのが最善だそうです。なぜなら、時間のリズムを理解しやすくなり、独自の時間の条件反射を形成し、練功のレベルを向上させ、より大きな効果を得られるからです。

結局、自分にとって練功しやすい時間に継続して行うことが大切なのですね。