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気功のはなし

気功を身近に取り入れましょう!

あぐら

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あぐらは、下半身が省エネになり、エネルギーが上半身、脳にたくさん行くようになります。

風邪の鼻づまりなどはあぐら30分で鼻が通るようになるそうです。

 


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健身気功 馬王堆導引術の動画を表演され、上海体育大学の王震老師は37歳で初めてあぐらの座り方ができるようになったそうです。それまではどうしてもできず、オーストラリアのメルボルンに行かれた時、春でも平均34度、地面は50度ですが、クーラーが故障して暑かったので関節が柔らかくなってあぐらができるようになったそうです。

また、チベットのポダラ宮に行かれた時は頭が痛くて眠れず、「松(ソーン)」、「松(ソーン)」《リラックスする》と唱えて眠りについてもすぐに目が覚めるので、あぐらをかいていると頭痛が少しずつ無くなり、寒さと酸欠を克服して心の悟りが開けたそうです。


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健身気功 十二段錦はあぐらで行う功法です。あぐらには3種類あります。

 

①自然盤(左足を内側、右足を外側に交差して太ももの下に置く。足裏は斜め後ろ方向。左右の足を変えて練習してもよい)

 

②単盤(左足かかとが軽く会陰穴につくように、右足は左足太ももの付け根に足裏が上に向くように平らに置いて座る。左右の足を変えて練習してもよい)

 

③双盤(右足を左足太ももの付け根に足裏が上に向くように置き、左足を右足の太ももの付け根に足裏が上を向くように平らに置いて座る。左右の足を変えて練習してもよい)

 

初心者は①自然盤で練習し、徐々に②単盤、③双盤で練習します。腰や足に痛みやしびれが出る時は調整し、忍耐を伴って行う必要はありません。

 

王震老師が初めてできたと言われているのは、③双盤のことでしょう。1本の足が白(陽)、(上の)もう1本の足が黒(陰)で、最終的には両方の足が紅くなるそうです。

 

 健身気功 十二段錦は座布団のようなマットの上に座りますが、フルバージョンは24分かかりますので、無理なく慣れていかれるとよいですね。功法の前に腰や脚の準備運動も必要です。


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立って行う功法と異なり、私もあぐらは得意ではないので、リラックスして行えるように練功したいと思います。