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気功のはなし

気功を身近に取り入れましょう!

処暑(しょしょ)

 

最近、ブログをなかなか更新できなかったのですが、太極拳の名家の大先生から「今日は処暑ですよ」とlineをいただきました。

 

 

24節気では8月の立秋の方が聞き馴染みのある言葉ですが、「処暑」を調べてみますと、立秋を迎えると暑さは涼しくなり、「処暑」で暑さがもうすぐ終わるという意味だそうです。

 

今はまだまだ1日中暑いですが、そのうち昼と夜の気温差が大きくなり乾燥の症状が現れます。
喉の渇きを鎮め、心を清める食品を中心に、ゴマ、もち米、蜂蜜、枇杷、パイナップル、乳製品などの食べ物を摂ると胃も滋養できてよいとのことです。

立秋から秋まで長夏に分けられ、人は大量の冷たい飲み物を取るので消化機能が弱まり、脾臓と胃が傷つけられやすいです。秋になると下痢や便秘、咳などの問題が発生しやすいので、漢方医脾臓を鍛えなければならないと考えています。

脾臓を鍛えて胃を養うには、足三里(胃経)と陰陵泉(脾経)のツボを刺激すると良いです。

 

導引養生功の「和胃健脾功」の第6式ではこの2つのツボを手の平や拳で軽く叩いて刺激します。


皆さんも椅子に座って膝下を両側から軽く叩いて胃腸脾臓を養生されては如何でしょうか。

(2022年全年健康養生月暦参照)