呼吸
川の流れがよいところは水が澄んでいて魚も住むように、体の中の気血の流れが良いと健康であることはもちろん、様々な良い効果があります。ゆっくりとした動作、意識、深い呼吸により酸素と気血を身体の隅々まで運び、体温が1℃上昇すれば免疫力が30%アップすると言われています。普段の呼吸に比べ、深いゆっくりした呼吸をすることは、肺、横隔筋をたくさん動かし、風邪やインフルエンザの予防にもなります。
皆さんは普段自然に呼吸を1分間に何回行われているでしょうか?大体1分間に12回~20回(吸う、吐くの1セットを1回と数えます)と言われています。気功を行う時はもっとゆっくり呼吸をします。私たちが気功を練功している時は1分間に6回程です。
呼吸がゆっくりである方が長寿であるそうです。
例えば、犬など呼吸の速い動物に比べ、長寿の象徴でもある亀は呼吸がとてもゆっくりです。
会員の方からも気功をするようになって、コーラスやカラオケ、ゴスペルなど声がよく出て伸びるようになったという感想が寄せられています。肺をたくさん使うことによって肺活量も増えるようです。
皆さんも時間をみつけて深呼吸を行ってみてください。心も少し落ち着くのではないでしょうか。