気とは?
気とは何でしょうか?
気は目に見えないものなので一言では説明しにくいです。
「彼女は今日は元気がない」「あの人は気が短い」「彼は気がみなぎっている」「あの仕事は気をとても使う」「気力でやりきる」など気を使ったフレーズはたくさんあります。
中国では「死ぬ」とダイレクトに言わずに「気がなくなった」と言ったりするそうです。
台湾の太極拳総会のある理事長のお話によると、自分の身体から気が無くなってしまうと、「この世から再見(さようなら)」ということです、とおっしゃっていました。
その方は気を自分に取り入れるには、気功や太極拳をするのはもちろんですが、特に緑の多いところで水のあるところに出かけるのがよいと言われていました。日本でも森林浴はよいと言われていますし、最近は良い気の場所をパワースポットと言われるようになりました。実際に緑の多い森林の中の小さな滝がある場所に台湾の理事長をお連れしたら、心を沈め静かに目を少し閉じ、股関節、膝を緩め、手のひらを上に向けて暫くの間、大自然の気を取り入れておられました。
最初はそのような場所でじっとしているだけでもとても心が落ち着くのではないでしょうか。清々しく、心地よく感じることは心身にとってもとても良いことですね。
皆さんも良い気を身体の中に取り入れてみてください。