人生が激変する習慣
新しい年が始まりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
最近、テレビもコロナのニュースなどあまり魅力的な番組が見当たらないので、YouTubeをよく見るようになりました。その中で「1分で完了 やると人生激変しちゃう習慣3選」というものがあったので、見てみますと、内容がとても面白く、教室でも紹介しました。
3つの習慣の1つ目は≪姿勢を正す≫です。
風水では背骨を「龍の道」と呼び、運気が背骨をまっすぐ通って上がっていくので、猫背など姿勢が悪いと運気が滞るのだそうです。そして姿勢は脳に影響を与え、よくするだけで脳は幸福感を感じて気分がよくなり、このことは科学的にも解明されているそうです。漫画でも元気のない人は下を向いて姿勢も悪く、元気でポジティブな人は前をしっかり向き堂々とした姿勢で描かれています。現実の世界も同じで、姿勢が気分を作り出し、ポジティブだから姿勢が良いのでなく、姿勢が良いからポジティブとなり、身体の動きが精神や脳に与える影響がものすごく大きいのです。
2つ目は≪口角を上げる≫です。
そうすることで脳が勝手によいことがあったと勘違いして幸せホルモンであるセロトニンやエンドルフィンを分泌するのだそうです。エンドルフィンは脳内麻薬とも呼ばれ多幸感をもたらすホルモンだそうです。
口角を上げることでチョコを2000個食べた時の幸福感に匹敵すると言われていました。要するに好きな物を食べたり、好きな人としゃべったりしてすごく幸せ~という幸福感がもたらされるのだそうです。
口角もがんばってできるだけ上げるのではなく、2,3ミリ~5ミリほどを上げるだけでよいのだそうです。
気功でも「ほほえみを浮かべて行いましょう」とナレーションが入る功法もありますし、特に発表会の時は緊張して顔がこわばってしまうので、微笑で行いましょうと教室でも時々声掛けしていますので、何だか共通していると思っていましたが、3つ目を聞いて思わず笑ってしまいました。
3つ目は≪深呼吸≫です。
全て教室で行っていることでしたので、驚きとともにユーチューバーのYOKOさんといつかお話してみたいと思いました。
深呼吸は身体、精神への影響がずばぬけているそうです。
自律神経のバランスを整えるのにとても効果的というのです。
自律神経は日中の仕事やアクティブな活動を行っている時に優位になる交感神経とリラックスしている時に優位になる副交感神経があります。
呼吸が浅いと、交感神経が優位になることが多く、心から安心したり、リラックスできず、自律神経が乱れた状態では、ネガティブ思考で落ち込みやすくかったり、変に焦って何かをしようとしたり、精神が安定しない状態となってしまうのだそうです。
深呼吸することで副交感神経を優位にして自律神経のバランスが整われ、精神が安定してリラックス効果を得ることができます。
自信がない人、自分のことが好きになれない人は特に習慣にしてほしいと言われていました。リラックスする時間を長く取ることで性格が変わる可能性までもあるそうです。
これらの3つのことは気功でよく言われる「調身」、「調心」、「調息」の三調と似ていると思いました。ということは、気功の練功を楽しく行っていると人生がどんどん好転していくということですよね。
改めて導引養生功、健身気功、気功太極拳を生徒さん達と一緒に身体を動かし、更に普及活動にもっと力を入れていきたいと感じ、年初めの目標としたいと思います。