四神(ししん)

四神(ししん)は中国古代の神話に出てくる架空の霊獣で、青龍、朱雀、白虎、玄武(へびと亀を合わせたもの)の4つです。

東の青龍・南の朱雀・西の白虎・北の玄武の四神と呼ばれ、五行説に照らし合わせて中央に麒麟 (黄竜)(身体は鹿、蹄は馬、尾は牛、額は龍に似て角が一本)を加えて五神(ごしん、ごじん)と言う場合もあります。

導引養生功創始者の張広徳教授は功法の動作名にも四神(五神)を使われています。
「養生太極扇」 青竜巻尾(青い竜が尾を巻く)
「舒心平血功」 麒麟吐書(麒麟が玉書を吐く 孔子にまつわる逸話)、
白虎入洞(白虎が洞窟に入る)
Wikipediaを調べてみましたら、日本でも四神にちなんだ名前が使われていることがわかりました。
50歳以上の玄武隊、
36歳から49歳までの青龍隊、
18歳から35歳までの朱雀隊、
17歳以下の白虎隊
と四神の名前を部隊名とし軍構成していたそうです。
調べてみるとこの吉祥の四神が中国だけでなく、日本でも使われていて、色々なことを知ることができて面白かったです