鼓漱(中国語読みでグーシュー)
中国古代から伝わる伝統的な功法の1つです。
口を軽く閉じて両頬の力を緩めて軽く速く動かします。ブクブクとうがいをしているような様子です。
口腔粘膜をきれいにし、歯を保護して耐病性を高めるのにも効果的です。
導引養生功の「5分間養生功」、「養生筑基功」では36回行います。
健身気功「12段錦」では「赤龍撹海」の後、36回行います。
健身気功「明目功(成人版)」では6回行います。
「鼓漱」という用語は、中国古代で伝えられている≪易筋経≫で最初に見られました。
明朝の≪内功図説≫には“赤龍(舌)で唾液をかき混ぜ、頬を36回ふくらませ、唾液で口の中をいっぱいにし、3回に分けて飲み込む“と載っています。
古くから伝わる「鼓漱」も単純で簡単に行える養生法なので、是非試してみて下さい。