導引養生功の功法の中で少商と商陽のツボを合わせて行う動作がよく見られます。
少商は親指の外側の爪の生え際にあり、商陽は人差し指の親指側の爪の生え際にあります。少商は肺の経絡の終点で商陽は大腸の経絡の始点なので、少商商陽をあわせることによって、肺と大腸の経絡をつなげます。肺と大腸は密接な関係があり、肺でたくさんの酸素を取り込んで大腸に送ってあげると、大腸も活性化されるのです。
導引養生功の「益気養肺功」は肺を整える功法なので、この少商商陽を合わせた動作がたくさんあります。ツボどうしでツボ押しして経絡を通すなんてスゴイですね。