あいさつ 太極拳
太極拳のあいさつは「抱拳礼」といいます。左手を掌、右手を拳にし、右手の拳面を左手の手の平に胸前で合わせ、背筋を正して肩と肘の力を抜いて行うこのポーズが挨拶となります。
相手から見えないのですが、私の先生から習ったことによると、両方の親指を曲げて第一関節どうしを合わせるそうです。
老師や指導者が手を下ろすまでは先に手をほどいて下ろさないことが礼儀です。
左手は「月」、右手は「日(太陽)」2つ合わせて「明」(明るい)となるそうです。
また、左手は「文」、右手は「武」文武兼学、或いは文が武を制して争いがないことを表現しているともいえるそうです。
「抱拳礼」が正しく行えていると、その手を人から押されてもつぶれません。
皆さんも体験してみて下さい。