十三式太極拳
十三式太極拳は台湾の詹徳勝老師が、太極拳の創始者である張 三豊が創立した13の動作を元に、伝統的かつ繁雑な太極拳を簡略化して編纂されたものです。
十三式の13とは
八法 [掤(ポン)、履(リー)、擠(ジー)、按(アン)、 採(ツァイ)、挒(リエ)、肘(ジョウ)、靠(カオ)] と
五行 [進(ジン)、退(トェ)、顧(グ )、盼(パン)、 定(ディン)]
の13方式からきています。
太極拳は農業社会だった昔、1つの季節にだけ農業に精を出し、それ以外は時間のゆとりがあったので、太極拳の練習に時間を費やすことができたそうです。時代が進歩し、科学技術の発展のおかげでコンピューターや乗り物など何でも速く処理できたり移動できるようになりました。その時代の流れに合わせて短時間で簡単に行うことができる13式は時代のニーズに合っていると思います。
動作が簡単なので、呼吸や気の流れを意識でき、「気功太極拳」とも言えると思います。
2003年11月23日に台北1万4603人で一斉に十三式太極拳を行い、ギネスブックの世界記録を打ち立てました。幸運にもこの記念すべきイベントに私も参加することができ、参加証書をいただきました。
一度開催されている「世界盃太極拳世界大会」に国内外から数多くの選手が出場しています。
皆さんも挑戦してみませんか?