陰陽五行と色
生徒さんから通っている医療気功治療家の素晴らしい先生がYouTube動画をアップしましたと教えていただきました。
「まなびば~東洋医学~」とういうチャンネルで前田哲男先生が東洋医学についてわかりやすく詳しく説明されていました。興味深かったものや紹介したかった内容をブログに書かせていただきたいと思います。
古代の漢人は自分たちが世界の中心と思っていたそうです。あまりにも広すぎて外界を知らず、海があることすらも知らなかったそうです。でも漢字と言われるように中国の文化は漢人が中心につくってきました。
中国大陸の中心の漢人から見て、北はずっと暗い黒。東は緑豊かな肥沃な土地なので緑。西は砂漠がキラキラ白く光るので白。南はすごく暑く太陽が降り注ぐ赤。中心の漢人のところは土ばかりがある黄色。
このように東は緑、西は白、南は赤、、北は黒、中心は黄色と方位を理解していました。
私達の身体を創ってきたのは宇宙の力なので、これを人体にあてはめて理解しようとし、陰陽五行につながっていったそうです。真ん中の黄色の所の土を外に出して木火土金水の五行にしました。
数学では五角形のペンタゴンが最大、最高のエネルギーを保有していて、木火土金水にあてはめた漢人は素晴らしいと前田先生がおっしゃっていました。
五行 |
木 |
火 |
土 |
金 |
水 |
五方 |
東 |
南 |
中 |
西 |
北 |
五色 |
青 |
赤 |
黄 |
白 |
黒 |
肝 |
心 |
脾 |
肺 |
腎 |
色は必ず人間の身体の影響を出しているそうです。
腎臓は病気の色が黒で健康なものは本当はピンク系の桃色だそうです。
肺が病むと白くなります。
肝臓は緑、心臓は赤、脾臓は黄色ですが、私たちの身体の中に色が流れていると思ったらよいそうです。色とは波動で黄色なら経絡に黄色のエネルギ―が流れている、青(緑)色の波動が肝臓を主体にして流れているという感じです。
何となく色をあてはめたのではなく、このようないきさつがあったのですね。
このような説明を知ると陰陽五行も色も理解しやすいですね。
中国では2月1日から旧正月ですが、お正月を迎える前の1月30日に導引養生功創始者の張広徳老師がこの世を去られました。(享年87歳)
コロナが収束すればまた北京体育大学に行って張広徳老師から教えていただけると思っていましたので、本当に残念です。これからは先生から教わってきた多くのことを見直し再確認してもっと多くの方に普及していきたいと思います。