五運六気(六気)
「六気」とは、大気が地球の周りで流動する大気の動き、流れの変化で、六個の運動の仕方(風 熱 火 湿 燥 寒)があります。
「六気」の要素は地支(“子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥”)の要素と一致し、異なった期間の気候変動の法則を判断するために使われます。
「六気」と臓腑
六気 |
時節 |
日にち |
気候特徴 |
外邪 |
臓腑 |
風 |
春 |
1月21日~3月20日 |
風 |
風邪 |
肝胆 |
暑 |
夏 |
3月21日~5月20日 |
暑 |
暑邪 |
心小腸 |
火 |
盛夏 |
5月21日~7月22日 |
炎暑 |
炎暑の邪 |
心包三焦 |
湿 |
長夏 |
7月23日~9月21日 |
暑湿 |
暑湿の邪 |
脾胃 |
燥 |
秋 |
9月22日~11月21日 |
燥 |
燥邪 |
肺大腸 |
寒 |
冬 |
12月22日~1月21日 |
寒 |
寒邪 |
腎膀胱 |
その季節の邪気をうけないようにします。
その季節ではないのにその気があった場合、避けるようにします。例えば、春なのに冬のように寒かったり、冬なのに春のように温かい暖冬だった場合、疫病が流行ったり、病気になりやすいので気を付けます。
地球と大気、どちらも研究すると60年周期で変化しているそうです。
近年、異常気象が多いので、身体、五臓六府をケアしたいと思います。
(内容は長春中医薬大学の苏颖教授から健身気功の講座で学んだものです)